大好きな祖父母が大切に育ててきた梨畑・歴史ある梨を守り続けたい――。この想いで、私たちは20代という若さで就農を決意しました。

私は梨農家の孫として生まれ育ったこともあり、梨に限らず野菜なども常にあるものだと思っていました。しかし、つくり手がいなくなればもう食べられないということに気づき、寂しいと感じるように。毎年美味しい梨を食べられたのは祖父母のおかげであり、伝統の梨を風化させてはいけないという想いが強くなりました。

少子高齢化による後継者不足の影響によって辞めてしまった農家さんの分も、私たちが伝統の梨を守り抜く。そして次世代にも継承したいと考えております。